ZBrush 2025とZBrush for iPadをリリースしました。
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ZBrush for iPad
お待たせいたしました!ZBrush for iPadがリリースされました。現場で即座にリビジョンを加えたり、アートディレクターに制作途中のアイディアを見せ、すぐフィードバックが求められるにしたり、コーヒーショップや、ソファーの上でインスピレーションが直撃した時に作業ができるよう、長年ユーザーの皆様から要望されていました。
ZBrush for iPadはアーティストがアーティストのために制作したデジタルスカルプティングツールであり、ZBrushのパワーを用いて、リアルタイムで、Apple社のタッチベース機能を用いて、スカルプト、ペイント、そして創造物に命を吹き込むことができます。ZBrush for iPadへアクセスするには
ZBrush for iPadは複数の方法で利用可能です:
• AppleのApp Storeにてダウンロードできる無料版のZBrush for iPadがご利用いただけます。
• 既存、新規を含むすべてのZBrushサブスクリプションユーザーはZBrush for iPadをサブスクリプションの一部としてご利用いただけます。My Maxonアカウントを利用し、ZBrush for iPadでログインしてください。
• 既存、新規を含むすべてのMaxon OneのサブスクリプションユーザーはZBrush for iPadをサブスクリプションの一部としてご利用いただけます。My Maxonアカウントを利用し、ZBrush for iPadでログインしてください。
• Apple App Storeにて個別のZBrush for iPadサブスクリプションをお求めいただけます。
ZBrush for iPadには何が含まれているの?
ZBrush for iPadはZBrushの機能を削減したものではありません。デスクトップで皆さまに愛されているZBrushをiPadのマルチタッチディスプレイと、Apple Pencilなどのユニークな機能性をフルに活用し再デザインしたものです。
ZBrush for iPadのイノベーティブなUIデザインは、Appleのよく知られたユーザーフレンドリーなタッチ機能を活用しています。新規ユーザー、プロ問わず、指のスワイプなどのおなじみのジェスチャー操作で、ドローサイズ、焦点移動、アンドゥやリドゥなどを変更できます。複数のApple Pencil機能を活用し、スカルプトプロセスをスピードアップすることも可能です。ZBrush 2025 for Desktop
ZBrush 2025がデスクトップ向けにリリースされますが、このバージョンはZBrush for iPadとの互換性のためだけにあります。もしiPadのZBrush for iPadで作成したファイルをデスクトップで読み込み、作業したい場合にはデスクトップのバージョンを2025に更新する必要があります。
ZBrush 2025のメジャーリリースは後日年内に、現在開発中のエキサイティング機能を全て含んだバージョンをリリース予定です!
ヘルプが必要ですか?
ZBrush for iPadを始めるのに必要なドキュメンテーションなどは下記からアクセスいただけます。• ドキュメンテーションはこちらから
• Get Started with ZBrush for iPad動画シリーズ
• Maxon サポートセンター※※Apple App Storeからサブスクリプションの購入をした場合、サブスクリプションへのお問い合わせについてはApple経由にてお問い合わせいただく必要がございます。MaxonはZBrush自体のサポートと、Maxonから直接購入していただいたサブスクリプションの対応をいたします。
ZBrush 2025 デスクトップリリースノート
追加:• ZBrush for iPadにGoZが対応しました。ZBrush for iPadと他のAppleやWindowsデバイスでZBrush 2025以上のバージョンを利用している場合、ZBrushファイルを高速に転送可能なシステムです。ご利用の際には、Maxon Appがインストールされており、ログインしている必要があります。同一のローカルネットワーク上に接続されており、お互いのデバイスが発見可能な状態に設定されている必要があります。
• ツールパレットのGoZセクションにGoZ to iPadが追加されました。これにより、ZBrush2025以降のデスクトップとZBrush for iPad間でのモデルデータの転送が可能です。デスクトップからデータを送る際には、iPadアプリを起動し、Import > GoZメニューを開き、受け取り準備をする必要があります。
• USDプラグインがUSDZファイル形式対応しました。
• MOVファイル形式が書き出し形式としてMacOSバージョンのZBrushに追加されました。
• Monster Clay🄬 MatCap Brown、 Monster Clay🄬 MatCap Greenと、 Monster Clay🄬 MatCap GreyがMatCap マテリアルに追加されました
• Monster Clay🄬 Green、 Monster Clay🄬 Grey、 とMonster Clay🄬 Brown がスタンダードマテリアルに追加されました。調整:
• ZBrush for iPadと互換性を持つようになりました。
• macOSで大型OBJファイルを書き出しする際により高速で書き出せるようになりました。
• macOSとWindowsにてムービー書き出しでMP4形式で書き出せるようになりました。修正:
• カメラビューアイコンをクリックすることで、メッシュの方位をリセットするようになりました。
• Knifeブラシを高解像度に対して利用した際クラッシュしていた問題を修正しました。
• ベンドカーブデフォーマーを使用中、アイドリング状態にしていた場合にクラッシュしていた問題を修正しました。
• macOSのZBrushを起動中、MaxonAppにログインしていない場合、クラッシュしていた問題を修正しました。
• macOSでプロジェクションマスターがプラグインメニューから行方不明になっていましたが、無事にお家に帰ってきました。
• UI上でファイル保存にかかっていた時間の精度が悪かった問題を修正しました。
• 特定の解像度を超えた動画を書き出した場合にmacOSで正常に再生できていなかった問題を修正しました。
• 画像平面を使用した際、macOSでスクリプトエラーを返さなくなりました。現在開発中のエキサイティングなメジャー機能を含むZBrush 2025リリースは後日、年内にリリース予定です!
ZBrushとMonster Clay – デジタルツイン
ZBrush Artist: Jorge NorgaardMonster MakersとZBrushがデジタルツインマテリアルで、デジタルスカルプティング体験を革新するべくタッグを組みました。これらのウルトラ写実的なスカルプトマテリアルは、Monster Makersの一貫性や、展性を持つアイコニックなクレイをZBrushで再現しています。
このパートナーシップはアナログと、デジタルアーティストのギャップを埋め、Monster MakersとZBrushに期待するような前例のないレベルのディテールやコントロールをアーティストに与え、クリーチャーに命を吹き込みます。ZBrush 2025のデスクトップとZBrush for iPad 2025で6つのMonster Clay マテリアル(3つのスタンダードマテリアルと3つMatCapマテリアル)が利用可能です。
ZBrush 2025.0.1 パッチノート
修正:
・アンドゥ履歴に伴うファイル読み込み問題を修正しました。
・サブツール > 上に移動が反転している問題を修正しました。
・ツールペーストを使用時、クラッシュが発生していた問題を修正しました。
・ブラシ>モディファイア>投影強度の特定の設定を使用時クラッシュしていた問題を修正しました。
・高ポリゴン数をテシメートする際に警告文が出た後、クラッシュしていた問題を修正しました。
・ZBrushScratchDiskPathとZBrushQuickSavePathのテキストファイルのエンコーディングが異なっていた問題を修正しました。