ZBrush 2021.7.1が公開されました
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ZBrush 2021.7.1はすでにZBrushのライセンスを所有している皆様にとっては無料アップデートです。--------------パッチの適用方法--------------
すでにZBrush2021 へアップグレードしているユーザーは、一度ZBrushを閉じ、ZBrush2021 インストールされているフォルダ内の"ZUpgrader"アプリケーションを起動し、パッチのダウンロードが可能となっています。アップデート後にはアクティベーションを再度行う必要はありません。
もしZUpgraderにて不具合が発生する。または、新規にて2021.7.1をインストールすることを希望する場合こちらからログインし、インストーラーをダウンロードしましょう。
Mylicenseページからは常に最新版のインストーラーをダウンロードすることができます。もしフローティングライセンスをご利用の場合には、Upgraderを利用することはできません。
あなたの会社のソフトウェア管理者からサポートチケットをお送りいただき、アップデートのリクエストをしていただく必要があります。-------ZBrush 2021.7.1 アップデート内容-------
調整:ファイル>別名保存と、ツール>ツール保存はインポートしたファイルに関わらず、ファイルの原点を記憶するようになりました。
調整:BevelArcブラシがChamferベースのブラシとなり、SculptrisProと併用できるようになりました。
調整:IMMブラシとタイムライン使用時の矢印キーの挙動を調整しました。
修正:アンドゥ履歴と3Dレイヤーが含まれている使用時読込できなかった問題を修正。
修正:Windowsで各種保存/エクスポート機能使用時最終保存位置を記憶していなかった問題を修正。
修正:Knifeブラシでブラシ半径オプション使用時ドローサイズが小さい場合に切り込みが入らない問題を修正。
修正:Flatten、Trim Dynamic、hPolishブラシなどでシンメトリ中央線でアーティファクトが発生する問題を修正。
修正:ダイナメッシュのシェル作成スライダーが複数のライトボックス内のプロジェクトファイルで無効になっている問題を修正。
修正:ZBrushのカスタムインストールフォルダー名に"x64"という文字が含まれている場合に起動できなかった問題を修正。
修正:GrabDoc機能がZBrushをフリーズ、クラッシュしていた問題を修正。
修正:プラグイン>マルチマップエクスポーターのマップ結合とUDIMを修正。
修正:macOSでのiMage3d GIF形式の保存/読込を修正。
修正:PLYエクスポート機能を修正。-------以下は ZBrush 2021.7 アップデート内容となります-------
新機能の紹介はこちらのページをご覧ください。
-------その他追加項目-------
パレットがマウスホイールで上下にスクロールできるようになりました。
“変更頂点をマスク”の機能により、最後のストロークをマスクに変換できます。アンドゥ履歴と併用し、マーカー以降に変更の加わった頂点にマスクもできます。
“変更頂点をグループ化”の機能により、最後のストロークをポリグループに変換できます。アンドゥ履歴と併用し、マーカー以降に変更の加わった頂点を一つのポリグループにもできます。
“マスクを濃くする”と”マスクを薄くする”の機能は、メッシュ上のマスクの濃度を調整でき、マスク調整の選択肢を広げます。
表示状態のメッシュに新規ポリグループIDを割り当てなおす”表示再グループ化”オプションが追加されました。-------他調整内容-------
追加:BevelArcとBevelFlatブラシ
追加:KnifeCurveとKnifeLassoブラシ
追加:ポリグループパレット>表示再グループボタン
追加: マスキング>”マスクを濃くする”、”マスクを薄くする”ボタン
追加: ジオメトリ>Stager機能
追加:ストローク>”最後を調整”ボタン
追加:ポリペイント>”ポーズ可能シンメトリでミラー”と”ポーズ可能シンメトリで反転”
追加:マスキング>”ポーズ可能シンメトリでミラー”と”ポーズ可能シンメトリで反転”
追加:マルチマップエクスポーターにUDIMを指定し個別に書き出す機能と、ファイル名からサブツール名を抜きで書き出せるようになりました。
追加:画像平面にモデルの透明度を素早く切り替えられるオン/オフボタン
追加:Stager機能に対応したサブツール>”全てホームへ”と”全てターゲットへ”ボタン
追加:ストローク>”補間”と”ストローク数”調整:マルチカーブブラシの線が2つ以上の交差地点がある場合線を結合しなくなりました。
調整:マルチカーブはALTドラッグ使用時使用されていないセグメントを自動スムーズするようになります。
調整:エクスポートオプションが環境設定内に移動し、グローバルの設定に使用され、カスタムUIで初期起動時の設定として保存できるようになりました。
調整:ベンドカーブはメッシュの最も長い軸にあわせて自動的に位置するようになりました。
調整:最終リプレイと最終相対リプレイをモディファイアからメインのストロークパレットに移動させました。
調整:マウス平均、ストロークのブレ、ブラシの欠損をストローク>モディファイア内に移動させました。
調整:キーボードの左と右の矢印キーを使用し、IMMブラシのメッシュを行き来できるようになりました。
調整:保存/読込/書き出し時にファイルが読み込まれたフォルダの位置に戻るようになりました。
調整:SelectionやMaskingLassoブラシでレイジーマウスがデフォルトでオフになりました。修正:ZBrushウィンドウサイズを変更した際のレンダリングアーティファクトを取り除きました。
修正:ZBrushの最上位のパレットが常にトレイ内で表示されるようになり、パレットを左や右のトレイに移動した際に維持するようになりました。
修正:Alembicの頂点番号の書き出しを修正しました。
修正:3Dマウス使用時、一部プラグイン使用後に発生していたスナップショット問題を解決しました。
修正:ZScriptのIClose, SinとCosを修正しました。
修正:スムースブラシと背面マスクが正常に機能するようになりました。
修正:トランスポーズアクションラインが非常に敏感に動きを察知していた問題を解決しました。