マテリアルの改変後の配布・販売について
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【質問1】
http://pixologic.com/
にて配布されているマテリアルの内容を改変し販売しているだろう方がおられました。
もちろん、完全オリジナルなのか改変なのかはご本人と神のみぞ知ることなのですが
改変後の配布、販売はpixologicは許可されているのでしょうか?【質問2】
モディファイア内の数値を変えれば販売が可能となるのでしょうか?
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誰かが特定できそうなので、スクリーンショットは投稿から消させていただきました。
ここからはあくまで「そういう方が仮にいた場合」の話をさせていただきます。MatCapLibraryでの記述にあるように
Pixologic has created a library full of amazing MatCap materials from ZBrush artists who wish to share their work with the ZBrush community.
雑訳:PixologicはZBrushアーティストの方々が、ZBrushコミュニティのために共有したいと制作した、素晴らしいMatCapマテリアルをまとめたライブラリを作りました。
-ということで、簡単に言えば「ZBrushアーティストの有志の方が、ZBrushコミュニティのみんなのために。」と公開したライブラリです。
質問1に対する回答
デフォルトに含まれているモデルを改変して販売等に関してはNGなのですが、マテリアル自体には「作品性」は薄いのですが、上記ライブラリが作られた背景から、「みんなのために」と作られたものを改変して販売することについては主旨とは異なるとは思います。無料で公開し、ドネーションでお金を受け取る程度であれば「公共性」は損なわないのではないでしょうか。この公共性が損なわれていない限りは問題はないです。
理想は「XXで公開されているマテリアルの○○の数値を改変すると使いやすくなるよ!」という解説ですね。
お金もかからない、公共性も損なわない、Tipsを公開したことによって他のアーティストから感謝される。"三方よし"ですよね?もしこれが個人の方が制作/公開したマテリアルを改変して販売している場合には、その作者に許可を取っていただくのが大前提です。
ですが、あくまでマテリアル製作者/マテリアル改変後の販売者間で解決する内容と考えてよいと思います。質問2に対する回答
改変したことにより、元の素材とは大きく異なる、明確な違いが判る。その素材への試行錯誤が見えるという場合には別のマテリアルとして見ても問題はないのですが、MatCapは画像ベースでマテリアルを作っていますので同一画像を使用している場合には販売/購入は避けていただいた方が無難です。私自身もブログ記事内で「皆にぜひ見てもらいたいと」思って講座として書いたZscriptスクリプトを販売されたりという経験もしていますが、当事者にしてみるとあまり気分の良いものではないですね。一度アーティストの方に確認を取ってみるのが一番ですね。
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pixologicのWEBページで公開されていたのでpixologicが保護されるかとおもっていました。
無償提供は当たり前とは思っていませんし情報は対価があって良し。
ただし、無償提供をしてくれたアーティスト(など)への敬意もなく
無償提供されたものを改変したもので利益を得る行為は卑劣であり
転売などと同じ下劣な行為と私個人は思います。
もし、そんな品性下劣な人が仮にいるならば
とても残念ですね。ネットニュースのクソコメみないな内容を書く私もまた品性下劣。
ありがとうございました。
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追記
今回問題とさせていただいた件で、その他にも他者の著作物を無断販売されていたので
併せて関係各所に通報しておきました。著作権についてや、フィギュアに関していえば、なぜワンフェスがあるのかを認識する良い機会となりました。