ZBrush 2021.6.4が公開されました
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ZBrush 2021.6.4はすでにZBrushのライセンスを所有している皆様にとっては無料アップデートです。
--------------パッチの適用方法--------------
すでにZBrush2021 へアップグレードしているユーザーは、一度ZBrushを閉じ、ZBrush2021 インストールされているフォルダ内の"ZUpgrader"アプリケーションを起動し、パッチのダウンロードが可能となっています。アップデート後にはアクティベーションを再度行う必要はありません。
もしZUpgraderにて不具合が発生する。または、新規にて2021.6.4をインストールすることを希望する場合こちらからログインし、インストーラーをダウンロードしましょう。
Mylicenseページからは常に最新版のインストーラーをダウンロードすることができます。もしフローティングライセンスをご利用の場合には、Upgraderを利用することはできません。
あなたの会社のソフトウェア管理者からサポートチケットをお送りいただき、アップデートのリクエストをしていただく必要があります。
-------ZBrush 2021.6.4 アップデート内容-------
修正
-アンドゥ履歴を使用時ブラシが正常に機能しない問題を解決しました。
-ドット表示モードを修正しました。
-Slice RectとTrimRectブラシが正常に機能しない問題を解決しました。更新
-ライトボックスが名前にピリオドを含むフォルダーを表示するようになりました。
-------以下過去のアップデート内容のまとめです。-------
ZBrush 2021.6.3 アップデート内容
追加
-ダイナメッシュ解像度の横に点が追加され、2つのモードに切り替えられるようになりました。
無効、つまりデフォルトの状態では過去のバージョン同様の操作となります。
有効にすることで、サイズの小さいモデルで使用した際、ポリゴンの密度を自動的に追加します。
-可視性>"ポリグループまで拡張"を追加しました。これを使用することで、表示している数ポリゴンから、それと同一のポリグループを含むポリゴンをまとめて表示できるようになります。
-Curve TubeとCurve Tube Snapブラシがポリペイントカラーのグラデーションに対応しました。
調整
-Lassoストロークのスムースをデフォルトで0にしました。
-新規画像をスポットライト追加時に再整列しなくなりました。
-ポリグループカラーIDの割り当てを改良しました。
-GoZが更新され、Maya2022で正常に機能するようになりました。
-GoZが更新され、3DSMax 2022で正常に機能するようになりました。
-デシメーションマスターが1億ポリゴンまで扱えるように改良されました。
-アンドゥ履歴をCTRLキーで指定時、現在アクティブなサブツールにアンドゥ履歴の指定地点が存在しない場合、赤で表示するようになりました。
変更
-マテリアルのディフューズとスペキュラーのスライダーが指数関数的に動くようになりました。
-プロジェクト保存時のデフォルトをGIFではなくZPRファイルで保存するようになりました。
-ZModelerの頂点結合許容値がデフォルトで5となりました。
-ブラシモディファイアの数値が-100から100を表示するようになりました。
-ブラシに2つ以上のメッシュが存在するときのみ、IMMビュアーが表示されるようになりました。これにより、ZModelerに追加でメッシュを追加しない限りデフォルトではIMMビュアーが表示されなくなりました。
-レイトレーシングAOのサンプル値のスライダーがデフォルトで256となりました。
修正
-CTRLまたはSHIFTキーを押しながらキーボードで数値を入力した際、正常に反映されない問題を修正しました。
-Z強度 / RGB / ドローサイズのキーボードで入力した数値が正常に反映されない問題を修正しました。
-カーブモードを有効にし、ブラシで最初に描いたカーブを削除した際、クラッシュしなくなりました。
-ギズモ3D>デフォーマの有効なファイルが正常に読み込まれるようになりました。
-ナノメッシュ使用後、保存時に発生するクラッシュを解決しました。
-ストローク>"直線として"オプションが過去のバージョンと同様の挙動に戻りました。
-ダイナメッシュ解像度がメッシュのサイズにより様々だった問題を修正しました。
-SelectのRect選択の正確性が過去のバージョンに比べ不正確だった問題を修正しました。
-アンドゥ履歴をマークし、指定した際にスカルプトできないメッシュの問題を修正しました。
-Arrow3D プリミティブ使用時、"両面"オプションがメッシュを更新しない問題を修正しました。
-プリミティブにギズモ3Dを使用した際クラッシュしていた問題を修正しました。
-ZModelerでメッシュを調整した際にクリースレベルが変動していた問題を修正しました。
-2.5DモードでDragRectストローク使用時にクラッシュする問題を修正しました。
-三角ポリゴンとエッジにクリースを乗せ、レイヤーを使用しMoveブラシで移動した際にメッシュにトゲのようなノイズが発生する問題を修正しました。
-時折デシメーションマスターのプログレスバーがプリプロセス中に止まっていた問題を修正しました。
-フォルダー>ブーリアンフォルダ使用時、LiveBooleanの"問題点を表示"で結果を表示していなかった問題を修正しました。
-ZスフィアでレイトレーシングAO使用時、クラッシュしていた問題を修正しました。
-マスクRectや、マスクSquareのストロークが使用時収縮していた問題を修正しました。
ZBrush 2021.6.2 アップデート内容
このアップデートはスティッキーキー機能についてユーザーからのフィードバックにより調整を加えたものです。
ZBrush 2021.6.1 アップデート内容
追加:新しくスティッキーキーの機能の有効時間をコントロールできるスライダーを追加しました:
環境設定>インターフェース>クリック>StickyKeyActivation Timer小さめの値=スティッキーキーが早く有効になります。
大きめの値=スティッキーキーが遅く有効になります。最大設定では、実質この機能を無効にします。修正:
全て投影の計算時間が非常に長い、および通常より計算が遅かった問題を修正しました。
”S”のホットキーを押しブラシを調整する機能がスティッキーキーの機能により正常に機能していなかった問題を修正しました。
選択アルファから平面メッシュを生成できなかった問題を修正しました。
ALTキーを押しながらMeshBalloonを生成した際にカメラに近すぎる問題を修正しました。ウィルス対策ソフトにより、ZBrushが正常にファイルにアクセスできずに起動しない問題を調整。
Windows7および8でZBrushが起動しない問題を修正(.dllが不足しているエラー表示)
Sculptris Proをメッシュ一部表示状態で、複数ポリグループを割り当てたメッシュに使用した場合にシームが発生していた問題を修正しました。環境設定>インターフェース>クリック> Use Sticky Keysが追加されました。こちらはデフォルトでオフとなっています。