”3Dプリンターに最適化”機能について
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はじめて投稿させていただきます。
ZBrushの購入を検討しているのですが、Coreの3Dプリンターに最適化機能とDecimation Masterによる減ポリはどのような違いがあるのでしょうか?できれば細かい形状の部分だけハイポリにするような減ポリが望ましいのですが、その他の方法をふくめて最もよいと思われる手段を教えていただきたいです。試用中の2018バージョンでは3Dプリンターに最適化を試せず悩んでいます。。
ご教授いただけましたら幸いです。 -
3Dプリンターに最適化の機能はZBrushCore初代に搭載されていた機能で、ワンクリックで自動的にポリゴン数を10万頂点に削減するという"簡易"機能でした。
その後、ZBrushCore 2018では上位互換である機能制限版のDecimationMaster(デシメーションマスター)に置き換えられ、2万頂点、3万5000頂点、7万5000頂点、15万頂点、25万頂点を選択できるようになりました。
細かい形状の部分だけハイポリにするような減ポリが望ましいのですが
というわけで、以下に83万頂点のモデルを7万5000頂点に削減した比較を用意しました。
わかりやすいようにマテリアルを変えて、ワイヤーフレームを見やすくしていますが、上の画像と同じモデルです。
このように、細かい頬の凹凸部分などが細かくポリゴン割が適用され、維持されています。
あわせて、この機能は頂点カラー(ポリペイント)も考慮して維持してくれます。一方ZBrushに同機能はZプラグイン>デシメーションマスター内の「プリセット」の1項目に含まれていて、ほかにも、よりコントロールの効く頂点数の指定や、頂点カラー(ポリペイント)を維持するかしないかなどのコントロールが可能な機能が存在します。
体験版のZBrush 2018でもデシメーションマスターが現行のZBrush2020.1.1と同じ機能となっています。
ぜひご検討ください。 -
kizakiaoi様
ごあいさつが遅くなりまして申し訳ございません。
詳しい解説をいただきまして誠にありがとうございます!
デシメーションマスターを使ってみたところ希望どおり減ポリができました。
非破壊的に何度も調整しなおせるところが素晴らしいですね。Coreではなく2020版を購入いたしました。
今後もお世話になる機会があるかもしれませんが、その際には
どうぞよろしくお願い申し上げます。